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介護士と保育士が同じ空間にいる心地よさ

介護士と言えば「お年寄り」、保育士と言えば「幼児」という言葉の繋がりが浮かびます。全く両極端なふたつの言葉ですが、全く無関係とは思えません。これまで、お年寄りは老人ホームのような、介護をしてもらえるお年寄り専門施設に、一方乳幼児を含む就学前の子どもたちは保育士がいる保育園、という枠組みがあり、私もそれを固定概念としていました。以前テレビで、お年寄りと幼児が同じ施設で時間を共にする取り組みを見たことがあります。痴呆のお年寄りも小さな子どもたちとの触れ合いによって、失われた表情が生き生きとしたものに変わる瞬間がある、ということでした。幼児にとっても、核家族がほとんどで、お年寄りと関わる事がめっきり減った現代、身近に存在する人生の先輩との時間は、とても価値のあるものだと思います。子どもが成長するにつれ、色々な余計な先入観が植え付けられる前に、お年寄りを身近な人とし、自然に接することは大切だと思うのです。私自身、核家族で育ったので小中学生の頃、祖父母と同居する友人が羨ましいと思っていました。両親から叱られたときに庇ってくれる存在、おばあちゃんの知恵袋的に色んな事を教えてくれる存在として、近くに居て欲しいと思っていたのです。お年寄りも乳幼児も同じ空間で過ごす、そんな施設の為に保育士と介護士が配属されれば、新しい場所ができます。乳幼児だけでなく、その保護者である若い両親、もしかしたら、お年寄りの子ども世代である乳幼児の祖父母、世代を超えた触れ合いの場が生まれるのではないでしょうか。